◎空を舞う夢と、舞台で織りなす感動:Acco Space μ 初の外部公演「アセナみたいな話だ」
2025年7月12日(土)、万博で活気づく大阪の空にブルーインパルスが舞う中、Acco Space μは記念すべき初の外部主催公演を迎えました。それは、まさに当スタジオの真髄を体現する、ジャンルを超えた芸術の融合でした。
朗読、ダンス、音楽。この三位一体の表現が織りなす新たな試みがAcco Space μで花開いたことに、私たちは運命的なものを感じずにはいられません。正式名称「Artistic Crossed Collaborators of space」が示す通り、アーティストたちが分野やジャンルを超えて共演し、感性を響かせ合う。まさに、そんな夢のような時間が目の前で繰り広げられました。
公演は二部構成で、まず第一部ではシンガーソングライター HIROMICHI MESSENGER の楽曲5曲が披露されました。彼の紡ぎ出す世界観を、コンテンポラリーダンサーの 冨川亜希子 が視覚的な「映像」として表現。音と身体が一体となり、観客はたちまちその独特の世界に引き込まれていきました。
そして第二部は、待望の再演となる朗読劇 「アセナみたいな話だ」。主軸となる脚本を手がけたのは、朗読も担当された 吉田業 氏。主人公の“姉”役を演じた 吉田奈津子 氏との息の合った掛け合いで物語は進行し、そこに溶け込む音楽とダンスの相乗効果が、観客の視線をクライマックスへと誘いました。心が揺さぶられる展開に、多くの人が深く感動したことでしょう。
Acco Space μは、これからもこうしたジャンルレスな活動を積極的に応援し、新たな表現の可能性を追求するアーティストたちの拠点であり続けたいと願っています。
▲利用者の声
- 客席の組み方に融通が利き、かつ楽屋がしっかりしていて、とても使いやすいスペースでした。音響設備がしっかりしていたので、音楽系含めた多様なイベントン対応できる素敵な劇場だなと思いました。(出演者・俳優)
- 舞台の広さも客席の広さもきちんとあって、劇場としての使用が可能だと思います。音響も良かったです。心配していた声の反響も幕を吊ると気にならなくなりました。
一点懸念事項は照明の件です。現状の照明機材で情感的なフェードイン・アウトは難しいと思いますので、そちらが必要なら別途持ち込みが必要だと思います。しかし芝居によっては使われる方次第で工夫やカスタマイズ出来る可能性があるので、今後の展開を検討されても良いと思います。ただ、芝居で大道具を持ち込むと、床がすぐに傷がつくので、そちらは要注意です。(出演者・俳優) - まずは、いろんな可能性が広がる場所で公演をさせて頂きありがとうございました。スタジオの空間や設備に関してはとても充実していたと思います。懸念事項としては一面のフロアなので、用途によってはステージが見えにくいこともあるため、客席の作り方を考える必要があるかと思います。(キュレーター)
Acco Space μ からのご挨拶
この度は、貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます!
Acco Space μは、「市民会館のような大きな劇場と、小規模な芝居小屋との中間に位置するシアター」を目指しています。そのため、設備面で物足りなさを感じることもあるかもしれませんが、費用を抑えられ、柔軟に対応できる点が私たちの強みだとも考えております。
今回ご提案いただいたご意見から、例えばサスペンションライトの導入や、観客席の椅子配置の工夫(段差をつけるなど)は、今後のスタジオ運営においてぜひ取り入れていきたいと考えております。皆さまのお声を参考に、より良いスタジオへと成長できるよう、これからも努めてまいります。
当スタジオでのシアターレンタル利用は随時ご予約を受け付けております。ご利用に際してのご不安やご相談など些細なことでもぜひお気軽にお問合せ下さい☆
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